第二の散歩道

定年後【第二の人生】の中で少しでもお役に立てられる情報を発信します。2021年9月にがん宣告を受けました。闘病生活の中での内容が多くなっていくかもしれませんが、よろしくお願いします。

どうする 車いす生活

今のところ完全に車椅子を必要とする。車いすかそうでないかで生活は一変する。あまりにも激しい変化。 今まで入店できた店には入れない確率がドーンと上がる。上がるというより、不可能になる。 一歩でも歩ければ自分の行動世界一変する。その差はあまりに…

終わりを意識した精神力

抗がん剤の副作用の治療している本来の骨転移したがん治療をしていない。今は痛くて歩けなくなったこの体を少しでも日常生活ができるよになることが最大限の目標だ。 健康な時のように快適に歩く自分の姿はもう想像がつかない。目標がかなったとして次はがん…

手帳に書くのは

入院2ヶ月。手帳に今までのような生活予定を書くことは気づいたら全くなくなった。 書くことはこれしかない 早朝5時採血 採尿 レントゲン CT お通じ 体重 血糖値 体温 リハビリ 輸血 ナースの名前 多くの訪問ドクターの名前 ドクターの報告 栄養士の名前 薬…

前、一歩がでない・・・

輸血! めまい、息切れ、肩こり、身体に力が入らない。それでなくても身体が動かないからたまらない。 ついに輸血だ。人様の生ものを入れるわけだから抵抗がないわけない。嫌だなんて言ってられない。自分の生成物(命の元)を提供してくださった方に感謝であ…

極上の日の出

涙が止まらない これまで見てきた中で、これほどの日の出を見て感動した「極上の日の出」を見たことがなかった。感極まった。その心理の裏側には細かな病気の現状がある。一か月以上の入院で、よくなるというより、現状維持以下的な現象が続いている。 癌疼…

思いっきりバッサリト髪を切った

身体が不中になってから動くことへの抵抗感が激しい。入院一か月を超えると、髪型は芸術家。意外に自分では似合っているんじゃないかと自負してる。がしかし、出られるかどうかわからない、痛みとの共存下のこの体。身体的手間は毎日嫌気がさすもの。なりふ…

最悪のシナリオ・・・

まさかまさかが続く。最後の頼みのステロイド剤が効かない。高濃度のステロイド剤が効かない。 免疫が下がっているのですぐには退院ができないとのこと。 ステロイド剤の副作用で、激しい筋力低下、私生活がこのままでは難しいとのこと。 さらに本来の癌の治…

気が重い

長期入院 入院して2週間が過ぎた。免疫療法の副作用に大当たりしたリウマチ性多発筋痛症。きわめて厄介な病気。筋肉・筋が激痛を起こすのだから。現在文字の入力は音声入力で主にブログを書いている。 なかなか日常生活に戻れる程度の痛みに戻れない。薬物の…

余命の延長に神の薬

神に思えた時 劇的な効果とは知らさせていたが、早朝の激痛の中、目をつむっている間に、からだ中の痛みが消えていく様を感じた。暗闇から抜け出ていった。膠原病内科医の先生が神に思えた瞬間だ。そしてその神からの薬はステロイド内服薬プレドニン。 あり…

痛みの玄界灘

身体中に激痛。さらに激しい眠気と、吐気&嘔吐。人間ここまで来ると白旗だ。 主治医他、担当薬剤師、緩和ケアチーム、整形外科医、内科医らが私をみてくれている。 動けない どうも癌の免疫療法の治療薬の副作用のようだ。体が激痛で動かないのだ。少しでも…

痛み

最大のストレス 骨に転移して、癌疼痛を経験して真実を知った。なんの真実かって?それは「痛み」が人として「最大の苦しみ」だってこと。痛みは人間最大のストレス。癌緩和ケアの方に言われたことを思い出した。 拷問は痛みを与える 歴史的に振り返ってみて…

朝方にやってくる嫌な気持ち

朝方の脳裏 もうすぐ夜が明ける。スマフォで桜の開花を確認。お花見場所をさがす。ワクワク感が楽しい。ついでに紅葉の季節はどこを見に行こうかと考えたとたんに脳裏に来るものがあった。それは「死」。俺のがん余命期限に紅葉の時期が当たるからだ。いきな…

免疫療法

免疫療法(キイトルダー) 残念ながら、化学療法(抗がん剤)は効果がありませんでした。 次の手段として、キイトルーダ「抗PD-1抗体」という免疫チェックポイント阻害薬を本日より投与開始。 俺のT細胞よ!どうぞがん細胞に抵抗を示してくれ! amton.haten…

残念、無念、がんの進行が止まらない

残念 無念 がんの進行が止まらない。膀胱から転移した骨のがん。残念ながら経過観察の CT の結果が、残念ながら抗がん剤は効果がなかったという判断だった。 原発の膀胱がんについては落ち着いているのになんで!転移した骨のがんを含めて医者は抗がん剤は効…

がんは夢だったという夢を見た

夢だったという夢 夢を見た。がんは夢だったという夢。目が覚めた。がっくりした。やっぱりがんは夢じゃなかったんだと。意外と落ち込みは大きかった。 抗がん剤投与も4クールが終わった。通常の投与期間終了で、最大でも6クール。それは抗がん剤の効果があ…

僕の書斎

病室が書斎 がん延命治療で4回目の入院。個室を希望していつの間にか病室が書斎になった。不思議なものだ。物の定位置が決まってくる。 一日の過ごし方は同じパターンだけど自分の自由時間設定も時間帯も設定されてくる。自分なりの行動パターンが決まってく…

帰ってきました/住めば都

妙に落ち着く 今日から入院。不思議なもので、入院連続3回目もなれば、妙に落ち着く病院病室になっちゃうからマカ不思議。 若い看護師に年始のご挨拶。なんか妙にほがらかな自分がいるんですよね。がん患者という不治の病で余命宣告されている自分を忘れてい…

忘れかけたひととき

長期入院から一時的に解放されて、自由な毎日が続いてます。おかげさまで抗がん剤副作用、癌疼痛も顕著な症状も軽減の日々、この頃、散歩で近くの百貨店やマーケットまで行ったりするようになりました。歩く速度も少しずつ上がってきました。 筋力の低下 長…

すこーし飲んで すこーし酔う

止め時 がんになるまで酒は好きなだけ飲んで、さらに飲んでました。ところががん患者になった今、ちょっとの酔を感じた時が止め時になったんです。 まず酒を小さなコップになみなみ日本酒を注ぐ。そして3口ほど飲むと腹わたにしみてくるんです。この瞬間が…

医療用麻薬に感謝申し上げます

あれだけ痛かった癌疼痛。痛みは人間にとって高レベルのストレスだと緩和ケアの先生から聞きました。 私の場合、骨に転移しているので、骨の疼痛は半端じゃなかったのですが、医療用麻薬の投与で痛みがほぼやわらげられました。劇的的でした。 痛みの報告 痛…

おば~ちゃん!気持ちがよ~くわかるよ!

隣の病室からな何やら数名の看護師たちの優しく大きな看護の声がしてきた。高齢のおばあちゃんが騒いでる。看護師たちの看護しながら話を聞いていると、どうも病室から逃げ出したい様子。 たまたま飲み物を買いに行く時でおばあちゃんの病室の中がうかがえた…

吐き気の食欲不振時、食べれる食事がある

抗がん剤を投与すると私の場合2~3日後に発熱と吐き気が副作用として襲ってくる。口の中で金属の粉が染み出てくるような妙な味がしてきて、吐き気をが襲う。うがいでもしようものならさらに吐きそうになる。 のどを通るから不思議 そんな時、当然ながら食事…

がん治療、個室じゃないとつらすぎる

ネットでがん患者の悩みで多いのは何かって調べてみた。そしたら相部屋の悩みが多いのが目立ってた。 相部屋はつらすぎる 私も癌の手術した時の病院で、嫌な思いをしたのでこ病院で今回からは個室にしてます。相部屋だと嫌なことと、つらいことが合わさっち…

僕の部屋は病室

夜、目が覚めた 静かな夜 あれ?ここどこだっけって何度も思う 大学病院の個室病棟 ここが今では僕の部屋 吐気があったり 発熱があったり 骨がキシリキシリと痛かったり そんな毎日もいつの間にか日常 こうやって僕の人生が終わるとしたら 急に涙が止まらな…

ありのままの気持ち

本音のホンネ 宣告受けるとどうなったか。書き残しておこうと思う。 先ずはがんという不治の病にかかったという運命を信じられなくなる。 次に涙がこぼれる。その運命をうらむ。そしてなんとか不治の病を受け入れようと努力する。 「死」を受け入れようと、…

がん宣告でわかったこと(2)副作用

膀胱癌と骨の転移併発で余命宣告され、抗がん剤治療が開始されたわけですが、この度、24日間の入院が終わり、一時退院一週間を経て、再び第2ラウンドの抗がん剤投与を受けることになりました。今回は2週間入院の予定。 昨日、抗がん剤を投与。点滴は吐き気…

人生オトクなビデオチャット

ビデオチャット 考えてみればすごい時代になったと思いませんか。 そう今では当たり前のようになってきているビデオチャット。昔風に言ったら「テレビ電話」でしょうか。 ビデオ飲み会 私の場合、週に1回、おじさんおばさんと好きなようなことを好きなだけベ…

やっていて良かった事

Twitter、 Facebook、 ブログ 、YouTubeなどやっていますか。 こういった SNS は、ずばり、闘病生活には欠かせません。 特に長期入院した時。 闘病日記 ビデオブログ. ブログ 日記 感想 つぶやき アイディア ライン、ズーム(ビデオ会合) 投稿するにあたっ…

がん宣告でわかったこと(1)

「死ぬ」が見えた 人は誰でも100%の確率で死ぬということは前からわかっていた。知識としても子供の頃から教えられてきた。 ところが医者に宣告された時、死が現実のものになる瞬間が訪れる。一瞬、思考能力がゼロになる。そして徐々に自分に戻っていく。次…

注文住宅を建てる時の心得

担当営業で全然違う 注文住宅引渡し契約、設計から完成まで3年近くもかかって完成。喜びという感情と「終わった~ ふぅ~」というため息。 あまりながいのも精神的に良くないような気もします。延べ床面積60.41坪3階建てだからということもあるかもしれませ…