何のために生きているんだと思ったら・・・
60歳を過ぎると・・・
年齢を重ね、60歳を過ぎ、ますます「終焉」の在り方、そこまでの生き方を考える頻度が多くなってきました。
おそらくそれは不思議な事ではないのかもしれません。なぜならば人はいつか死ぬ。体のあちこちに老化が見え始めたころ、そう思い始めるのだと思います。
現役中は無我夢中で仕事をしました。上司の指示に従い、会社方針を貫く毎日でした。会社が上司が毎日の動きをコントロールしてくれていました。
定年を過ぎるともう上司は存在しなくなります。会社方針なんてものはありません。自分で自分を指示しコントロールしなくてはならなくなります。そんな時に脳裏に浮かび始めるのが「自分は何のために生きているんだ」です。
お釈迦様の教え
ある僧侶が言っていました。生きていくことに意味というものはない。自分が死にたいと思っても筋肉は動き続けます。心臓は自分が死にたいと思っても鼓動を続けます。ずっと生きていたいと思っても人は老化して病になり死んでいきます。
お釈迦様が若いころ何も苦労なくお城の中で過ごしていました。城の外に初めて出た時に白い布に包まれた人とその周りで泣いている人々を見て、おつきの者に聞いたそうです。
あれは何をしているのですか? するとおつきの者はこう言ったそうです。「死人です。人は病で死んでいくのです」
お釈迦様は悩みます。何のために生きているのか、生きる意味は何かと。お釈迦様はその後出家し、悟られるわけです。生きる意味、目的というものはないと。
この世は諸行無常、すべてのものが移り変わり亡くなっていくわけです。頭のいい人ほど自殺が多いそうです。賢い人ほど意味目的を追求して決めつけて、意味のない人生なんて早く死んだほうがましだ・・・になってしまいがちだそうです。
要は、諸行無常、すべてのものが移り変わり亡くなっていくわけですから、いい事も悪いこともすべて受け入れて、自分の人生自分の好きな事に毎日を注げばいいということです。
好きな事
今、私は好きな動画撮影やボランティアコンサートを心行くまで楽しんでいる真っ最中です。利益はありませんが、人のためになること感謝を受けながら過ごしています。
いいことだらけの人生なんてありません。いい事も悪いこともすべて受け入れて自分の好きな事を全力でやればいいと思います。それが残された人生であり、生きるということです。
ボランティアコンサート☟ Let it be /なるがままになさい
高音質収録/Let it be/Beatles cover/ビートルズ /M&F2019-12-20
まとめ
なんのために生きているんだと思ったら
- いい事も 悪いことも すべて受け入れる
- 諸行無常、すべてのものが移り変わり亡くなっていくんだと意識する
- 好きな事をする