がん宣告でわかったこと(2)副作用
膀胱癌と骨の転移併発で余命宣告され、抗がん剤治療が開始されたわけですが、この度、24日間の入院が終わり、一時退院一週間を経て、再び第2ラウンドの抗がん剤投与を受けることになりました。今回は2週間入院の予定。
昨日、抗がん剤を投与。点滴は吐き気止め、ゲムシタビン、カルボプラチン。第1ラウンドの抗がん剤投与で副作用は自分としては猛烈な苦しみではなかったので、想像していたより安心してはいます。
第1ラウンドでは、3日後にムカつきで夕食が食べれませんでしたが、2~3日で治りました。脱毛は今のところ大丈夫です。だいぶ遅くなってから抜けるとも聞いています。これも人それぞれだそうです。
白血球減少もそれほど落ち込むこともなく回復。血小板減少が多かったように聞いています。
癌疼痛のほうが意外とつらかったですね。骨への転移があるので、そこは医療用麻薬の調整を3週間で投与量も決まり、今ではそれほど辛くありません。ただ、睡魔がすごかったですね。これも数日でよくなってきました。
ただし主治医に聞くと抗がん剤投与を続けていくうちに体へのダメージが重なり、今後の繰り返し投与で副作用が出やすくなると主治医からは聞いています。副作用については人によってさまざまだといいますが、心配です。二日目。今のところ何も身体に何事も起きていません。
この度の抗がん剤における副作用はどういうのがあるか下記に示します。
血液検査からわかる副作用
肝機能障害 肝機能の働きが悪くなった場合、抗がん剤が抜けにくくなって、副作用が強く出ることがある。
血小板減少 血小板が少なるなるとケガをした時に血が止まりにくくなったり、あざができやすくなることがある。
貧血 めまい、ふらつき。場合によっては輸血治療
白血球減少 体内へ侵入した菌と戦う成分で、投与開始10~14日ごろに最も少なくなってウイルスに感染しやすくなる。
自分自身でわかる副作用
悪心・嘔吐・食欲不振
倦怠感 抗がん剤投入後2~3日後に現れることがある。
発熱
脱毛 抗がん剤投入後2~3週間に抜け始めることがある
抹消神経障害 手足のしびれ
血管痛 投与後に血管に沿って痛みがでることがある
聴覚障害 カルボプラチンを繰り返し点滴することで高い音が聞き取りにくくなったり、耳鳴りがおきることがある。
人によってさまざまだそうで、自分の細胞にダメージを与えるわけですから、考えてみれば残酷・過酷な治療。
これまでの人生、親からの遺伝子など作りあげられてきたこの「からだ」に感謝を言いつつ、がんばれと叫ぶ毎日です。