どうする 車いす生活
今のところ完全に車椅子を必要とする。車いすかそうでないかで生活は一変する。あまりにも激しい変化。
今まで入店できた店には入れない確率がドーンと上がる。上がるというより、不可能になる。
一歩でも歩ければ自分の行動世界一変する。その差はあまりにも大きい。少しでいい。車いすから立ちあがり、カニ歩きでもいい。歩けりゃ向こうの世界に行ける。
歩行器ならギリギリセーフかもしれない。杖なら狭いところでOK。
父親の介護でつくづく感じたことだ。
2か月前までこれっぽっちも考えてこなかったこと。思ったことが現実になったわけ。
「これからどうする!車いす生活」
バリアフリーという言葉。よく耳にしていた。よく聞いていた。でも遠くに聞こえていた。車椅子の人はそれほど目に入らなかった。
今は違う。入らないどころか、自分が当事者。こんなにも立場が違えば世界が違う思いをするとは思わなかった。なった経験者じゃないと絶対に理解できないことだ。
車椅子で行けるところは相当限られる。そんな現実「嫌だぁ~」が本音。でも現実。ちょっとでいいから歩けるようなるよう毎日努力だ。
私にとって車椅子共存人生最後の道のりが始まろうとしている。今はとにかく受け入れること。何も考えず、ひたすら受け入れて行くことしかないと思っている。
「これからどうする!車椅子生活」
どうしようもできないってこと。ひたすらひたすら車輪をこいでなれることだ。
こいでこいでこぎまくれ!