生き方
今のところ完全に車椅子を必要とする。車いすかそうでないかで生活は一変する。あまりにも激しい変化。 今まで入店できた店には入れない確率がドーンと上がる。上がるというより、不可能になる。 一歩でも歩ければ自分の行動世界一変する。その差はあまりに…
輸血! めまい、息切れ、肩こり、身体に力が入らない。それでなくても身体が動かないからたまらない。 ついに輸血だ。人様の生ものを入れるわけだから抵抗がないわけない。嫌だなんて言ってられない。自分の生成物(命の元)を提供してくださった方に感謝であ…
まさかまさかが続く。最後の頼みのステロイド剤が効かない。高濃度のステロイド剤が効かない。 免疫が下がっているのですぐには退院ができないとのこと。 ステロイド剤の副作用で、激しい筋力低下、私生活がこのままでは難しいとのこと。 さらに本来の癌の治…
長期入院 入院して2週間が過ぎた。免疫療法の副作用に大当たりしたリウマチ性多発筋痛症。きわめて厄介な病気。筋肉・筋が激痛を起こすのだから。現在文字の入力は音声入力で主にブログを書いている。 なかなか日常生活に戻れる程度の痛みに戻れない。薬物の…
朝方の脳裏 もうすぐ夜が明ける。スマフォで桜の開花を確認。お花見場所をさがす。ワクワク感が楽しい。ついでに紅葉の季節はどこを見に行こうかと考えたとたんに脳裏に来るものがあった。それは「死」。俺のがん余命期限に紅葉の時期が当たるからだ。いきな…
免疫療法(キイトルダー) 残念ながら、化学療法(抗がん剤)は効果がありませんでした。 次の手段として、キイトルーダ「抗PD-1抗体」という免疫チェックポイント阻害薬を本日より投与開始。 俺のT細胞よ!どうぞがん細胞に抵抗を示してくれ! amton.haten…
残念 無念 がんの進行が止まらない。膀胱から転移した骨のがん。残念ながら経過観察の CT の結果が、残念ながら抗がん剤は効果がなかったという判断だった。 原発の膀胱がんについては落ち着いているのになんで!転移した骨のがんを含めて医者は抗がん剤は効…
夢だったという夢 夢を見た。がんは夢だったという夢。目が覚めた。がっくりした。やっぱりがんは夢じゃなかったんだと。意外と落ち込みは大きかった。 抗がん剤投与も4クールが終わった。通常の投与期間終了で、最大でも6クール。それは抗がん剤の効果があ…
病室が書斎 がん延命治療で4回目の入院。個室を希望していつの間にか病室が書斎になった。不思議なものだ。物の定位置が決まってくる。 一日の過ごし方は同じパターンだけど自分の自由時間設定も時間帯も設定されてくる。自分なりの行動パターンが決まってく…
長期入院から一時的に解放されて、自由な毎日が続いてます。おかげさまで抗がん剤副作用、癌疼痛も顕著な症状も軽減の日々、この頃、散歩で近くの百貨店やマーケットまで行ったりするようになりました。歩く速度も少しずつ上がってきました。 筋力の低下 長…
隣の病室からな何やら数名の看護師たちの優しく大きな看護の声がしてきた。高齢のおばあちゃんが騒いでる。看護師たちの看護しながら話を聞いていると、どうも病室から逃げ出したい様子。 たまたま飲み物を買いに行く時でおばあちゃんの病室の中がうかがえた…
夜、目が覚めた 静かな夜 あれ?ここどこだっけって何度も思う 大学病院の個室病棟 ここが今では僕の部屋 吐気があったり 発熱があったり 骨がキシリキシリと痛かったり そんな毎日もいつの間にか日常 こうやって僕の人生が終わるとしたら 急に涙が止まらな…
本音のホンネ 宣告受けるとどうなったか。書き残しておこうと思う。 先ずはがんという不治の病にかかったという運命を信じられなくなる。 次に涙がこぼれる。その運命をうらむ。そしてなんとか不治の病を受け入れようと努力する。 「死」を受け入れようと、…
60歳を過ぎると・・・ 年齢を重ね、60歳を過ぎ、ますます「終焉」の在り方、そこまでの生き方を考える頻度が多くなってきました。 おそらくそれは不思議な事ではないのかもしれません。なぜならば人はいつか死ぬ。体のあちこちに老化が見え始めたころ、そう…
生き甲斐 シニア、シルバーになってSNSを積極的に利用することで楽しみや生き甲斐に通じると今感じています。 SNS SNSとは、【 Social Networking Service 】ソーシャルネットワーキングサービス のことで、人と人との社会的な繋がりを維持・促進する様々な…
身の回りを見て、使っていないモノ、見ないモノ、忘れたモノがたくさんあるのにお気づきですか。 モノの最低限で生活するミニマリスト以外は、たぶん「~ないモノ」がない方はいないと思います。 元気なうちに! 特に高齢者になってからは、体力的、思考決断…
アウトドアと言えばキャンプやデイキャンプがありますが、行くとなると目的地をサーチして、道具をザック等に入れたり、電車やバス利用なら時刻表を調べ、車なら駐車場の確認やらで、時間かけて、金かけて、体力使って、気を使ってめんどうで嫌だなと思う時…
60歳を過ぎたら 自分にとって喜ばしい行事はめんどくさらず全て受け入れることだとこの頃強く感じます。 60を過ぎたら一つ一つの行事が貴重になってきます。 若い時の5年後、10年後とは違う なぜならば5年後10年後みるみるうちに老化していくからです。 老化…
ボランティアコンサート 今年も老人ホームデイサービスでクリスマスコンサートをしました。 エレキで生演奏。曲は50年ほど前のベンチャーズシリーズを演奏したのですが、こん回は特に目立ってご老人たちが演奏曲のリズムに合わせて手拍子や足踏みをしていま…
鼻づまり 先日喉が少し痛くなって、その後、くしゃみ鼻水が夜中も襲い始めました。4日ほど過ぎてようやくくしゃみはおさまり少しは軽減されたものの、まだ鼻の奥粘膜が膨張して詰まりぎ。息苦しさ、不愉快さ、そして思考能力の低下をあらためて久しぶりに実…
別れの時期 早いもので、もう3月。徐々にだけれど気温が上がりはじめた。 職場の先輩が定年2年延長の末、このたび雇止めを受けた。72歳。 企業退職後、パートとして10年。もう仕事はしないそうだ。 ここでは定年が70歳。職種によって65歳までだ。 70歳を2年…
生きた証 「よしとする 生きたあかしが 何もない・・・」 この新聞記事のたった五七五の文字に人生のすべてを痛感。 私の親父殿が亡くなる前にこんなこと言ってました。 「人生はこんなものだったのか」 親父殿が酒を飲みながらつぶやいていた今も頭から離れ…
60歳を昨年迎えて意外とあせっています。 下記の記事に同感!。 ta-nishi.hatenablog.com ・・・身体も頭脳も精神も衰え、ちょっとそこまで外出する程度の健康すらも失い、痴呆が進み、人生を楽しむ気力もなくなり、ただただ、生きているだけの人生・・・。 …