がんは夢だったという夢を見た
夢だったという夢
夢を見た。がんは夢だったという夢。目が覚めた。がっくりした。やっぱりがんは夢じゃなかったんだと。意外と落ち込みは大きかった。
抗がん剤投与も4クールが終わった。通常の投与期間終了で、最大でも6クール。それは抗がん剤の効果があった場合。なければ、抗癌剤投与は終了。次は、免疫療法。そこには条件がある。そこをクリアして延命が年内程度。副作用を乗り越えてそれぐらいだ。
終わりが近づくのか
治療が進むことは、終わりが近くなるってことなのか。普通は治療の終わりは完治が見える。がんは、死が見える。この気持ちをなんて表現していいか。
今、私はそれなりに元気だ。癌疼痛もなく、排尿もそれほどストレスなくできてている。血尿もなく、お通じも順調。お酒も美味しいし、食欲もある。なのにあと〇ヶ月なんて信じられない。信じたくない。
まだ楽しい思いをさせてほしい
現在、抗がん剤の副作用はほぼストレスなし。免疫療法が始まればわからない。大きな新たな病状を受けながら、死を待つのかもしれない。副作用は日常生活で問題のないレベルでいてほしい。今がそうであるから余計に思う。妻と観光したり食事したりとても楽しい。まだまだこういう思いをさせてほしい。