医療用麻薬に感謝申し上げます
あれだけ痛かった癌疼痛。痛みは人間にとって高レベルのストレスだと緩和ケアの先生から聞きました。
私の場合、骨に転移しているので、骨の疼痛は半端じゃなかったのですが、医療用麻薬の投与で痛みがほぼやわらげられました。劇的的でした。
痛みの報告
痛みは体温や血圧の様に数値で示すことはできないので、まず、主治医、薬剤師、緩和ケアの先生らに伝えていきます。伝え方は、痛みの強さを10段階で表現していきます。
0:痛みがない
10:想像できる最大の痛み
0~10までの11段階に区切った時に最も近い数字を伝えていきます。あと症状も伝えていきます。
- どのような時に痛みが強くなるか?
- どうすると楽になるか?
- 一日のうちで痛みが強くなる時間はあるか?それは何時ごろか?
- どのように痛むか?ずきずき、重苦しく・きりきりなど
この報告の結果、医療用麻薬の種類や投与量が決められていきます。そして痛みがコントロールされれば、日常生活が可能となります。
- 痛みで眠りを邪魔にされない
- 安静にしていれば痛まない
- 身体を動かしても痛みが強くならない
痛みがほぼないことで、精神的にとても楽で、医療用麻薬の効果に感謝です。
当然医師の指導のもとですから中毒になる可能性は低いので安心。健康な時にはわからなかった感謝の思いを身にしみているこの頃です。